今日は呑気に福井県の雪山でスノボを楽しむ日!早起きして、バスでスキー場へ向かうよ!
登場人物
モーニングコール
ペンションのあったか布団でぬくぬくしていると、朝5時に父親から電話。
おじいちゃんの調子が激悪らしく、病院から呼び出しがあったとか。
この間見舞いに行った時は意識がありそうで、あと1週間は持つと思っていたのだが、わからないものだ。
福井県の雪山にいるので、当然駆けつけられるはずもなく、そのまま二度寝した。
朝ごはんはペンション名物のオムレツ。ホクホクしていて美味である。
たらふく食べた後はチェックアウトして、タクシーで勝山駅へと向かった。
じじ死す
勝山駅に戻ると、スノボ行きの若者たちがちらほら。30分後くらいに無料シャトルバスがやってくるので、それ待ちなのだ。
絶対にここじゃないだろってところに行列ができていたので、遠目から見守った。
勝山駅の恐竜達も呆れ顔である。
しばらくすると、やはり全然違うところにバスが停車。
間違いに気づいた若造達が、わらわらとバスの方へと移動していったので、我々も若人もに紛れて送迎バスへ乗り込んだ。
さあ、「スキージャム勝山」へ出発だ!!!!!
すると、父親から連絡。
父親「じじの呼吸が止まりました。後は心臓がどのくらい持つか」
父親「8:45 死去」
息を引き取るのは夜くらいかなと思い込んでいたら、まさかの展開。
このまま東京に引き返すべきか、少しだけ葛藤もあったが、戻ったところでやれることもない。
もう、今日はそのままスノボをして高級ホテルに1泊することにした。
スノボするぜ
夜泊まる予定のホテルで仮チェックインを済ませて、専用のロッカーの鍵を受け取り。
スキー場併設のホテルに泊まれるなんてなんて最高なのだろう。
まずは、スキーウェアをレンタルしよう!
それぞれお気に入りのデザインのウェアを見つけて、見せ合う。
お揃いわろたwwwwwwwwww
ロン毛ヒゲ的には「お揃いは恥ずかしすぎわろた」らしかったので、それぞれ別々のものを再選択した。
その後は、スノーボードや小物を受け取り、売店ではリフトチケットを収納するバンドケースを購入。
ウェアによっては、リフトチケットを収納するポケットがないので注意である。
スキー場に到着したのは9時だったのに、準備にモタモタしすぎて、ゲレンデに出れたのは10時半となっていた。
滑りに滑るで!
スノボは15年ぶりというロン毛ヒゲ。
しかし、そんなことお構いなしに、リフトを3つ乗り継いで頂上まで行き、意気揚々と滑り始める。
天候は大吹雪。ホワイトアウトしてて前も見えないし、顔に雪がばちばち当たってくそ痛いし怖い。
ロン毛ヒゲ「ひえええええええええええええ!」
くろり「顔が痛いよううううううう!!!」
なんとか、半分くらいまですべり降りられたので、別のリフトに乗り換えてゲレンデご飯が食べられるところに移動。
久しぶりのスノボだしこまめに休憩は必要だろう。
盗まれたボード
食べていると父親から電話だ。葬儀の場所や時間の報告っぽい。
さすがにスキー場あるある爆音平成ポップをBGMにしながら電話するわけにはいかなかったので、極寒の中、外で凍えながら電話に答えた。
食べ終わった後は、またスノボ滑りんぐタイムだ。
ロン毛ヒゲ「あれ・・・・・」
ロン毛ヒゲのスノーボードパクられてるwwwwwww
仕方なく、ホテルに電話して事情を説明し、スタッフに新しいボードを用意してもらった。
さあて、もう一滑りするぞう!吹雪もおさまってきたので、もう顔は痛くないし視界もクリアだ。
ロン毛ヒゲ「無料でもらったゴーグルが曇って前が見えないようううう」
ひとつの問題が解決すると、すぐにまた次の問題が発生するのが人生ってものだ。
ずっと文句を言いながらも、スイスイと前に進んでいくロン毛ヒゲ。
麓でお互いを見失うなどのトラブルもあったが無事に合流。ロッジで曇り止めスプレーを購入し、ロン毛ヒゲはまた、雪山へと舞い戻っていった。
一方で、私はなんだかちょい疲れたので、コーヒーを飲んだりして休憩した。
最後の一滑り
GoProで自撮りしまくってハッピーモードで戻ってきたロン毛ヒゲ。
残り時間で、2巡くらい雪山をめぐり、これにて今回のスノボは終了!
ロン毛ヒゲは知らない外人に「Same Wear」と謎に声をかけていた。
ウェアやボードを返却してから、GODIVAであったかドリンクを購入。なぜかロン毛ヒゲはコールドを注文。
あと、ロン毛ヒゲはリフト券をウェアのポッケに入れっぱなしで返却してしまったりと何かとトラブル続きだった。
明日に備えてのんびりしよう
ちょっと落ち着いたので、本チェックインして、予約していた部屋へ。
朝食夕食バイキング・リフト券込みで合計7万5,000円の宿泊費だ。
もし、朝イチで東京にとんぼ返りしていたら、このお金が全部パーになっていたということ。
そんな不幸、亡くなったおじいちゃんも望んではいないだろう。
少し昼寝してからビュッフェで越前カニをバクバク平らげる。
たらふくになってからは温泉へ。遅めの時間に入ったので、露天風呂もサウナも貸切状態だった。
男風呂の方では、高校生2人組が露天風呂でかまくらを作っていたらしい。
ポカポカになって部屋に戻ったら荷物パッケージからのホテル散策。
明日は、一旦金沢に寄って、ロン毛ヒゲの親から礼服を受け取り、すぐに東京へ向かうのだ。
葬式は明後日。バタバタの年末になりそうだ。