葬式も無事に終わって大晦日。今年はロン毛ヒゲ側の親戚に挨拶に行く予定だったので、そろそろ東京を経たないと。
登場人物
姪っ子ちゃんと遊ぶよ
本当であれば、午前中には金沢に向かいたかったのだが、年末はチケットはほとんど完売。
ギリギリで予約できたチケットは、まさかの17:30東京発wwwwww
ということで、夕方までは東京でのんびりしようじゃないか。
午前中に起き上がりダラダラしていると、父親からお年玉を贈呈される。
父親「二人にお年玉だよう」
ロン毛ヒゲ「いいんですか!!?!?」
十数年ぶりにお年玉をもらって歓喜のロン毛ヒゲ。
ちなみに去年のお年玉贈呈の様子はこれ。
姪っ子と遊ぼう
しばらくすると、弟ファミリーがやってくる。ロン毛ヒゲはまだ姪っ子ちゃんに認識されていないので、この機会に仲良くなろう。
アンパンマンのパン屋キットなど、おままごとグッズを使ってお買い物ごっこ開始だ。
庭で採れたリアルのレモンや葬儀屋でもらったマドレーヌをおもちゃの買い物かごに入れて、姪っ子ちゃんが楽しくお会計をしていく。
まあまあ仲良くなれたのではなかろうか。そろそろ家を出る時間だ。
東京駅は悲惨だよ
15時過ぎには家を出て東京駅へ。新幹線の時間まで1時間弱はあったので、スタバに行くも、席が空いてない。
仕方なく飲み物だけ購入して外のベンチへ。しかし、ロン毛ヒゲが座って早々、豪快に飲み物をブッこぼす。
即座に足を上げてびちゃびちゃになることは防げた。
外ベンチでのんびりした後は、外に聳え立っていた謎のクマのオブジェを眺めて、新幹線ホームへ移動。
<写真>
新幹線に乗り込んでから、金沢駅まで2.5時間何も食べれないことに気づいて絶望したが、途中で車内販売のお姉ちゃんがやってきて救われた。
金沢にやってきたよ
金沢に着いたのは19:50。予約していたレンタカー屋さんは20時クローズだ。
ロン毛ヒゲが一人ダッシュでレンタカー屋に向かう中、私はのそのそと歩いていく。
私がレンタカー屋に着く頃には、全ての手続きが完了していて、後は乗るだけになっていた。ありがたや。
借りたての車に乗ってロン毛ヒゲの家に行き、年越しそばをご馳走に。
紅白歌合戦を見たかったのに、なぜかテレビでは孤高のグルメが流れていて残念だった。
ロン毛ヒゲの弟もやってきたので3人で近くのスーパー銭湯「テルメ」へGO。
年末のカウントダウンは?
年末のわりにお客さんがたくさんのテルメ。露天風呂でのんびりしてから、休憩室的空間で念願の紅白歌合戦。
歌い手は残り3人のみというクライマックスの段階。結果だけ見届けられそうだな・・。
と思ったら、ロン毛ヒゲから「親戚のところに行くよ」と告げれられ、泣く泣くスーパー銭湯を離れることに。
急いで着替えて車に戻る。時間は23:55である。
ロン毛ヒゲ弟「車の中で年を越すことになるね」
こんなの私の知ってる年末じゃないwwwwwwwwww
カウントダウンやってそうなラジオに設定して、車の中で声を上げて2025年を迎えた。
お寺に行くよ
ロン毛ヒゲの父方の親戚はお寺をやっていて、年末は親族や近所の人たちがお寺に集まってお経を唱えているらしい。
お寺に到着したら、まずは除夜の鐘を鳴らさせてもらう。
ちなみに、108回じゃなくても全然いいらしい。
その後は、お寺の中へ。中には70-80人くらいの人たちがお経が書かれた本を持って、南無阿弥陀仏と唱えていた。
とりあえず、自分たちも座布団の上に座って南無阿弥陀仏やら書かれている文字を読み上げる。
合唱お経を終えた後は、住職さんのありがたいお話タイムだ。
「人は死んで火葬された後どうなるか」という超絶タイムリーな話をしていたので、ちゃんと最後まで聞くことができた。
ロン毛ヒゲの親戚である住職さんのお話が終わった後は、みんなでワイワイぜんざいやおやつを楽しむ時間だ。
「暇な人は手伝ってねー」と言われたので、ロン毛ヒゲと一緒にぜんざいをお椀に装っては白玉を入れるというお仕事を手伝った。
親戚RPGの開幕
お寺の中は親戚と近所の人でごっちゃ混ぜとなっていて、私は誰に挨拶すべきなのか全くわからない。
ロン毛ヒゲが一人ひとり案内してくれるのかと思ったら、まさかの住職しか紹介してくれないパターンwwww
元々、中目黒で美容師してたとかいう住職の後継さんだけ、自分から挨拶にやってきてくれたので助かった。
ここからは自分との戦いだ。
仕方なく、しらみつぶしに知らない人たちに話かけていくというRPGハードモードを一人で開幕。
結果、一番たくさん喋って仲良くなったファミリーが親族ではなく、親族の同級生の嫁とその娘ということが発覚。
なんでだよwwwwwwww
とりあえずSnowmanが好きという中学生の女の子とLINE交換して、名古屋の家に泊めると約束した。
Snowmanといえばラウールとフッカである。
RPG二章開幕
このままでは親戚と知り合いになることなく、時間が溶けていくだけだ。
ロン毛ヒゲにはしっかりと仕事をさせないと。
くろり「結婚祝いにBrunoのホットプレートくれた人はここにいる?紹介してください」
ちゃんと人を指名すればいいのだ。
ロン毛ヒゲ「この人です」
ホットプレートくれたお姉さんに、しっかりとお礼。この人の旦那が、さっき挨拶した中目黒美容師らしい。
くろり「さっき3姉妹という情報を得ました。ほか2人を紹介してください」
RPG一章、しらみみ潰しに話しかけまくっていた人たちの中に、住職さんの奥さんがいて、「子供は3人いるわ」という情報を得ていたのだ。
プレートをくれたのが長女、次女はその場におらず、残り三女にだけ無事挨拶ができた。
これで大体ミッションクリアであろう!!!
後は、親族かもよくわからない子供達と流行のポケカをして、「くろり」という名前を覚えさせて、お寺の周りを散策してから、ロン毛ヒゲの実家へ帰宅した。
お布団の中に湯たんぽが入っていて、暖かかった。