【ゴリラな毎日】いよいよ退院!実家に帰ってきたよ!地獄の沐浴事件開幕…出産レポ7日目【2025年10月7日】

入院日が9月30日だったので、東京衛生アドベンチスト病院での生活も今日で8日目!今日こそは退院できるでしょうか。

登場人物

恐怖のモーニング

助産師「くろりさん、くろりさん起きてください」

目を開けると、暗闇の中に知らない人の顔

くろり「うわっ!びっくりした!!!」

時間は朝4:30である。

暗闇の人「赤ちゃん泣いてるので新生児室にきてください」

よく見ると助産師さん。おそらく逆ナースコールで反応がなかったので、直接言いにきたのであろう。

歯磨きをしてから向かいたいところだが、共用の洗面台で歯を磨くとなると、使用した歯磨きセットを部屋に戻しにいかないとならず、時間を食いそうなので諦めよう。

そうだ、新生児室に向かう前に、相部屋のすぐ外にある共用トイレで用を済ませてから行こう。

よろよろと共用トイレに入り、便器に腰掛ける。

げげげ!昨日、仮入部員が持ってきてくれたナプキン忘れたwwww

個室部屋のときなら、トイレ併設の部屋だったのですぐに取りに行けたが、ここは相部屋

しかたなく、一旦パンツを履き直して相部屋に戻り、ナプキンを取りに行った。

トイレで用を済ますと、今度は首にイヤホンがかかっていることに気づく。

さすがに、これを首にかけたまま新生児室には行けないので、また相部屋に戻らないと・・。

もうこんだけ時間ロスしたのだ・・歯磨きの往復時間くらい増えたっていいだろう。

ということで、テーブルに置いていた歯磨きセットを持って、トイレ横にある洗面台へ。

イヤホンが首にかかったままじゃねえかwwwwww

があああああああ

もうだめや・・・もう部屋に戻る元気はなかったので、イヤホンはポケットに突っ込んで新生児室に向かった。

まだ体重はわからない

新生児室に到着したら、まずは保育器のバインダーを確認。

体重記入欄はまだ空白のようで、今日退院できるかはまだ不明。2300g超えなかったらまた延泊だ。

とりあえず、搾乳でもするかと授乳室に行くも、ちょびっとしか母乳は出ず撃沈。

ベビタムに惰性でミルクをあげてから、居心地の悪い相部屋に戻って再び就寝。

7時になると朝ごはんが運ばれてきたので、サクッと食べる。

そのまま寝ようとするも、1泊7000円の相部屋は電気の調整ができず、蛍光灯がクソ眩しい。

布団を被って寝ようとするも、あっという間に8時になって、いつもの先生がやってきた。

いつもの先生「調子はどうですか?」

くろり「何も問題ないっす」

もう授乳時間だし、寝るのは諦めよう・・。

退院できるらしい!

8:30の授乳時間になったので、急足で新生児室に行き、バインダーをチェック。

体重は・・2306g!!!!!!

2300gギリギリ超えたので退院できる!!!!!

喜びの中、ちょっとだけ搾乳した母乳と普通の哺乳瓶ミルクをベビタムに与えた。

新生児室で過ごすのも、残りあと1回である。がんばったなあ・・。

新生児室から相部屋に戻ると、血圧や股の状態などを測りにナースが待機している。

ナース「今、戻ってこられたんですね。少し後でもいいですか?」

くろり「もちでーす」

さて、今日退院することが決まったので、パッキングして退院の準備でもしよう。

退院の手順表を見ると、「まず着替えましょう」と書いてある。

しかし、まだ朝の検査が終わっていないので、着替えられないwwwww

代わりに、歯磨きや洗顔などできることをやって待機した。

会計するよ!

無事、朝の検査が終わったので、久々に私服にお着替え、そして部屋の片付け。

手順を見ると、次は同フロアのナースステーションに行く必要があるらしい。

毎日使い倒したU字型クッションと体温計を返却し、スーツケースを預かってもらう。

お次の行き先は、1Fの総合受付だ。

会計の人「今回は低体重出産なので、一部保険適用になります。別途支払いいただきますので、保険証ができあがったら、後日清算に来てください」

会計の人「あちらの自動精算機でお願いします」

今回の費用は・・・

472,520円wwwww

出産一時金50万円と一部保険適用分8万円くらいを差し引いてこれである。

たっけえwwwwww

支払いで使うカードは、今年作ったばかりの三井住友VISAカード

年間100万円以上使用すれば、年会費5000円免除とのことだったので、今回はこれで会計しよう!

ちなみに、結婚パーティでは上限設定がデフォルトのままで使用できなかったので、今回の出産費こそはこれで決済しないと・・・!

くろり「・・・あれ?ない・・・」

財布の中をどんなに探しても、三井住友VISAカードは見当たらない、

名古屋に忘れてきたwwwwwww

絶望すぎである。100万円まで残り40万円使わないとけないので、何かで賄おう

荷物を預けるよ

会計後は、受け取った書類をナースステーションに届けに行き、スーツケースを回収して再び総合受付へ。

受付でスーツケースを預かってもらい、セレモニードレスが入った箱を片手に新生児室へ。

このタイミングで父親から連絡だ。

父親「退院の荷物があるから、部屋に荷物を取りに行くね。」

勝手に決めるなwwwwww

くろり「もう部屋にはいません」

父親「どこに居るの?荷物はどこに取りに行けばよいかな?」

くろり「総合受付に預けました」

父親「了解。事前に総合受付でもらって車に積んどく。その旨伝えといて」

くろり「もう総合受付にいないので無理です」

なんで勝手に話を進めるんだこの人は!!!!!

最後の授乳室だよ

最後の新生児室は私服で。もう搾乳する元気もないので、哺乳瓶でミルクあげるだけでいっか!!

まずはオムツ交換。肌着はちょっとうんこにまみれていたけど、どうせ後で退院着に着替えさせるしなと思い、そのまま目を瞑って授乳室に移動。

ミルク45mlをあげ終え、いよいよここともお別れか・・と浸っていると、まさかの搾乳レンジャー登場

ツツミ式の先生「最後、乳の状態を見せてください」

今回搾乳サボってごめんなさいwwwww

ということで、授乳マスターによる最後の乳揉みタイム開幕。

両乳を揉み揉みしてもらい、溢れ出た母乳はティッシュで拭ってもらう。

ツツミ式の先生「3時間ごとの授乳のたびに搾乳頑張ってね」

これから帰る実家は、搾乳できるようなスペースがないのだが、大丈夫なのだろうか・・。

退院するぞう

さて、ロン毛ヒゲ母が買ってくれたセレモニードレスを着せてあげよう!

かわええええええ!!!

最後、せっかくなのでと思い、授乳マスターとその場にいた助産師と一緒に記念撮影

2人とも「え、私たちと撮るの・・?」とちょっとどんびいていた。

ベビタムを両手に抱えて、1Fに行くと両親と弟嫁ちゃんが待ち構えている。

2人目を妊娠中の弟嫁ちゃんは、偶然今日ここで検診があったらしい。

弟嫁ちゃん「小さいですねえ」

病院前で記念撮影をしていたら、通りかかった看護師さんや知らないおじさんが写真を撮ってくれた。

先が思いやられる

さあ、で実家に向かおう・・・!

ラッキーなことに、ベビタムは爆睡中である。

これから3ヶ月以上実家で暮らすことになるのだが、平和に暮らすためにも、ある程度両親と対話できる環境を作っておきたい。

つい2日前に、「沐浴剤が何でないの!!!」って怒りながら母親が電話をかけてきて、大変迷惑したので、まずはそういう小さいところからトラブル解消していきたいところだ。

ここで理解を得られなかったら、同じ悪夢を繰り返すだけだ。

くろり「これから実家でうまく暮らしていくためにも、トラブルは1個1個解消していきたいのね」

くろり「この間の沐浴剤の件、謝ってもらえるかな?」

母親「何を謝るのかわからないわ」

wwwwwwwwww

すでに実家暮らし、心折れそうである。

実家での3時間おき授乳

ベビタムと実家に帰宅し、和室のベビーベッドに寝かして撮影大会。

はあ、小さいねえ・・・と思ったが、急に泣き出すベビタム。

そろそろ14時の授乳時間だし、ミルクの用意でもするか。

実家のキッチンには、入院前に購入した煮沸機、電気ポッド、保温機がずらりと並んでいる状態。

どうやら、父親がミルクを作ってくれるらしい。

ベビタムにあげるミルクは、病院でも飲ませていたE赤ちゃん

リビングのリクライニングソファに授乳クッションをセッティングして、ミルクをあげる体勢はバッチリだ。

ベビタム「ごきゅごきゅごきゅ」

5omlのミルクを時間かけて一生懸命飲んでいく身長45cm・体重2300gのベビタム。

かわえええええ!!!!

1時間後、また大泣きしたので、5mlだけおやつをあげた。

5mlだけで満足してくれるって、なんて小さくて幸せな生き物なのだろう!

ミルク作り好きにさせろ!

お次は17時の授乳タイム。今回は自分でミルクを作ろうかな。

缶ミルクを開けて、作り方を確認しながら色々進めようとすると・・

父親「粉ミルクはここでこうやってすり切りでやる!」

父親「煮沸機はこうでこうでこう。乳首はこうやってつける」

父親「電気ポッドはここのボタンをおして・・」

どっかいけや!!!!!!

初めてのミルク作り、試行錯誤しながら自分で進めたいのに、めちゃくちゃやかましかった。

リビングでミルクをあげた後は、和室の襖に背中を向けて搾乳タイム。

これなら、誰かが入ってきそうになってもで襖が開くのをくい止められる。

これを今後毎日8回続けると考えると、ただただ憂鬱である。

2-3mlほど絞れたので、その後すぐに泣き出したベビタムにおやつとしてあげた。

姪っ子到来!

18時になると、姪っ子ちゃんが家にやってくる。

どうやら、平日は毎日弟夫婦が夜ご飯を実家で食べているらしい。

それどころか保育園の送り迎え、風呂入れ、歯磨き諸々を父・母がやっているとか。

自分たちで育児しろやwwwwww

くそ明るい部屋のソファで、ベビタムを抱っこしながら姪っ子ちゃんをお出迎えする。

姪っ子ちゃん「くろりちゃんだ!!!」

姪っ子ちゃん「おりがみあげる!」

折り紙に貼られたセロテープに髪の毛が引っかかっていたので、引っ張ってみるとセロテープがペロリと剥がれる。

姪っ子ちゃん「壊さないでよ!!!」

なんなんだよ!!!!

夜ご飯は、弟夫婦+姪っ子ちゃん+おばあちゃん+両親+私の7人で食卓を囲む形。

サザエさんかよwwwwww

退院当日だから、ちょっと豪華なご飯とか出るかなとか期待していたが、私が世界で一番・二番に嫌いな人参とゴボウの炊き込みご飯が出てきて悲しくなった。

ご飯中は、生後7日目のベビタムを和室のベビーベッドにポツンと放置しないといけないので、ちょいそわそわした。

わたし産後だよな?

ベビタム「ほんぎゃあ!ほんぎゃあ!」

食後、またベビタムが泣き出す。次の授乳時間までまだ時間があるので、おやつに10mlだけ用意しよう。

ベビタムにミルクをあげていると、姪っ子ちゃんが寄ってくる。

姪っ子ちゃん「姪っ子ちゃんもあげる!!!」

さすがにお願いすることはできないので、哺乳瓶に手を添えさせてあげた

飲み終えた哺乳瓶をキッチンに戻し、「遊んで遊んで」とやってくる姪っ子ちゃんの相手をしていると、リビングで弟嫁ちゃんがベビタムを抱っこしている。

おそらく、母親が抱っこしていいと言ったんだろう。

母親よ、私の許可を取るべきと思わないか?

ちょっと目を離していたら、今度はもベビタムを抱っこしていた。

そして、姪っ子ちゃんは自分の母親が取られるのではと勘違いして泣き出していた。

姪っ子ちゃん「ママと遊びたい!ママと遊びたい!」

あまりにも不憫でかわいそうだったので、和室でガラクタをスーツケースに入れる遊びを一緒にしてあげた。

あれ?私って産後だから、もっと安静にすべきだよな・・。

だるまさんがころんだ

20時の授乳の時間が来たので、リビングのリクライニングソファでミルク50mlをベビタムにあげよう。

姪っ子ちゃんはとなりで、メルちゃんにミルクをあげているようだ。

ミルクをあげ終わり、ゲップをさせて、ベビタムを抱っこしていると、姪っ子ちゃんから無茶な要求

姪っ子ちゃん「だるまさんが転んだしよう!」

!?!?!?!?!!!

生後7日目の新生児を抱っこした産婦(股は縫った後でズキズキ)が、退院当日にだるまさんがころんだ?!?

周りには弟嫁ちゃんや両親がいるが、誰も止めない。

止めろやwwwww

私も姪っ子ちゃんに「無理」とは言えず、しばらくベビタムを抱っこしたまま、だるまさんがころんだをして遊んであげた。

気づくと、弟と弟嫁ちゃんは姪っ子ちゃんを置いて、家からいなくなっていた。

帰るなやwwwww

初めての沐浴なのに

姪っ子ちゃんたちが帰って行ったので、人生初めての沐浴タイムだ。

事前に講習を受けたり、イメトレをしていたので、頑張ろう!

ちなみに、何をどう考えても、沐浴中に母親と揉める気がしたので、テレビ電話をつなげてロン毛ヒゲにオブザーバーとして入ってもらった。

さて沐浴スタート。案の定、母親が自分流でガンガンと沐浴を進めていく。

もちろん正しいやり方というものはない。

しかし、自分なりに学んだ方法で、試行錯誤しながらベビタムを洗ってみたかったのに・・。

なんだか、すべてがどうでもよくなって、好きに進めてもらった。

ちなみにベビタムは2500gということもあり、肉がまったくついておらず、足もお尻もスッカスカ

沐浴風呂に対して身体が小さすぎて、沈まないようにするのが大変だった。

沐浴後はテーブルに持って行って、ベビー用の保湿クリームをたっぷりとつけていく。

テレビ電話越しで観ているロン毛ヒゲも、声だけ沐浴に参戦だ。

ロン毛ヒゲ「おへその消毒!」

ロン毛ヒゲ「綿棒の持ち方間違ってる!!!」

ようやくすべての工程が終わったので、次はお着替え

洋服は二枚重ね

着せるのはムーミンの短肌着と長肌着二枚重ね。

まずは短肌着を着せてから長肌着を着せようとしたら・・

母親「服は先に二枚重ねにしておくのよ!」

そういえば、講習でもそんなこと言ってたかも。

くろり「たしかに!次からそうするね」

今やるのよとばかりに、急に横から入ってきて、洋服を二枚重ねにしてベビタムに着せ始める母親。

しかし、途中で二枚重ねにした肌着が、沐浴前に着ていた服だったと途中で気づく。

母親「これ、さっき着てた服じゃない!!!!」

自分で間違えたくせに、なぜか怒っていた。

それなりに不穏な沐浴ではあったが、ロン毛ヒゲと通話が繋がっていたおかげで、これでもまだ平和ではあった。

これから毎日沐浴一緒にやるの本当にいやだなあ・・。

電話を繋げて授乳タイム

里帰り初日なのに、実家はすでになんか険悪な雰囲気だ。

ミルク作るのも、あげる時も、隣でとくどくど言われてうんざり。そうだ、次の授乳はロン毛ヒゲと電話通話しながら行おう!

ロン毛ヒゲ「見てるよ〜」

ロン毛ヒゲが画面越しで見守る中、ベビタムにミルクをあげてゲップをさせる。

その後、しばらくテレビ電話をつけっぱなしにしていた。

ちなみに、電話繋ぎっぱなしの中、家では何回か口論が勃発。うちにおいて、口論はもはや日常なのだ。

電話を切ると、父親が怒り出す

父親「テレビ電話でスピーカー繋げるなら、あらかじめ言っておきなさい!!!」

なんでだよwwww

聞かれるとまずい会話してる方が悪くないか?!!?

というか、口論を極力減らすためにテレビ電話したので、少しだけ効果があってよかった。

搾乳場所がないよ

次の授乳時間は26時。先に搾乳でもしておこうかな。

ということで、2Fにある弟の部屋でドアに背中をつけて搾乳タイム。

何度もいうが、この家の人は誰もノックができない。言ったってすぐに忘れる。

母乳を頑張って絞っていると、案の定父親がノックなしで開けようとする。

くろり「ノックしてくれえええ!!」

電気ポッド事件

搾乳後はミルク作り

哺乳瓶を持ち上げて、電気ポットからお湯を注いでいると、父親が怒り出す。

父親「哺乳瓶は下に置いてお湯を入れなさい!!!

?!?!?!!!!

父親「持ち上げてると目盛りがわからないでしょう!!!」

は?!?!?!!!!

代わりに、哺乳瓶を下に置いて、お湯を入れ出す父親。

どぽぽぽどぽ

お湯の注ぎ口から哺乳瓶まで距離があるので、めちゃお湯が跳ねている

父親「こうすれば、水平だから目盛りがわかるだろう」

別に持ち上げながらやってもいいだろ!!!!!!

里帰り初日からもうすでに限界気味

日記にはベビタムのことをたくさん書きたかったのが、里帰りがいかに辛いかを書くだけになっていきそうだ。

ああ、数針縫った股が痛い・・。次の授乳時間は5時だ。

明日も良い日になるといいな!

【ゴリラな毎日】地獄の沐浴編〜里帰り🟰産婦の安静というのは神話だったのか【2025年10月8日】