一蘭の箸が割り箸になっていたという、どうでも良い話。

一蘭が割り箸スタイルに

最近、一蘭に食べに行って気づいたことがある。

お箸が割り箸になってるやんか!!!!

 

ついこの間までは、紙袋の中に黒い「使い回し箸」が突っ込まれていた感じだったのになんたることやら。

カムバック黒箸。

使い回し箸の方が、資源にも良いし、割り箸代もかさまない。絶対にそっちの方が合理的なはずなのに、なぜ一蘭は割り箸スタイルに戻してしまったのだろうか?

(ちなみに10年前は割り箸だったらしい。豆知識。)

割り箸にするメリット

時間の節約になる

一蘭の1店舗に1日で訪問する人数は300名以上。多分。

その場合、1日で洗わないといけない箸の本数は600以上

食洗機だから別に大変なことないやんと思うかもしれない。しかし、客の汚い箸を器から取り出して、綺麗丁寧に食洗機に差し込んで、時間が経ったら取り出して、最後に拭いてから紙袋に収めるという作業は、とてつもなく面倒臭い。

どんなにスピーディに行っても1膳につき30秒のタイムロスだ。

300名分のお箸を洗うとなると、150分のロス

この分の人件費を減らせたかもしれないし、ラーメンをもっとたくさん作れたかもしれない。こういった小さい無駄な作業一つで、収益が大きく変わってきてしまうのだ。

衛生的になる

使い回しの箸の場合、ちょっとした洗い損ねでウィルスだらけの箸をお客さんに出してしまう可能性あがる。雇われアルバイトが手を洗わずに箸を触ることだってある。コロナやらインフルエンザやらが流行りに流行って、民衆が衛生的なことに敏感になっているのだ。使い回し箸に抵抗があるのは必然である。

時代なのだろう。使い捨てタイプの割り箸は、経営者側からも安心だ。

クレームも間違いなく減る。

割り箸にするデメリット

とはいえ、割り箸にすることによるデメリットもある。

ラーメンの味が台無し

割り箸の独特な香り、そしてあの口ざわり。

ラーメンの味を台無しにする。

あの無機質なツルツルのお箸をペロペロ舐めるのがよかったのに……。

事情があるにしても残念すぎる。

費用がかさむ

割り箸は当然コストがかかる。と思ったら……5000膳で6000円だった。やっす。ラーメン6杯分やん。とはいえ、ゼロではない。また、廃棄も大変だ。使い捨て箸だけで、ゴミ袋を1袋は使うことになる。ゴミ捨て場に持っていくのが大変だ。

割り箸が嫌なら持ち歩け

一蘭の箸で食べるのがよかったのに……と悲しんでいる人々に告げたい。

それならマイ箸を持ち歩け。

というか、一蘭側も箸を別売りとかにすれば良いのに。一膳500円くらい、ケース付きにすれば絶対にファンは購入する。プラスの収益だ。

まあ、私は割り箸で十分なんだけど。