保険適用によって、最低限の金額で卵巣や卵子などの検査を受けられたアラサー。いよいよ結果を聞きにいく。
ドキドキの検査結果
今日は新しいクリニック、3回目の診察。
いつもどおり、優しいメガネおばちゃん先生と診察室でこんにちは。
結果発表と言っても、すでに電話でネタバレくらってんだけどな!
ざっくりとした説明が始まる。比べるのは良くないんだけど、報告書が結構しっかりしている。
今回は検査内容が一部かぶっていたので、4ヶ月前からどれくらい変化があったのかを確かめるためにも比較してみる。
問題ないかを判断するために、基準値とやらがあるんだけどそこの時点から全然違っていた。
前のクリニック | 今回のクリニック | |||
---|---|---|---|---|
検査内容 | 基準値 | 結果 | 基準値 | 結果 |
FT3 | 2.1-4.2 | 3.0 | 2.52-4.06 | 3.25 |
FT4 | 0.97-1.72 | 1.36 | 0.75-1.45 | 1.15 |
TSH | 0.54-4.54 | 0.92 | 0.61-4.23 | 1.14 |
プロラクチン | 4.9-29.3 | 19.2 | 4.91-29.32 | 15.20 |
上3つが正常なので、卵胞の成長は安定しているし、下も正常なので、排卵も邪魔されていない!安心だ!
残りの検査結果は・・?
まずは卵胞や卵子の質をチェックするLHとFSHの結果だ。
LH | 黄体形成ホルモン | 排卵を促す |
FSH | 黄胞刺激ホルモン | 卵巣を刺激して卵子の成熟を促す |
めちゃ大切な検査じゃないか。
さあ、結果はどうか?
検査 | 基準値 | 結果 |
---|---|---|
LH | 卵胞期:1.4-15.0
排卵期:8.0-100.0 黄体期:0.5-15.0 |
7.0 |
FSH | 卵胞期:3.0-10.0
排卵期:5.0-24.0 黄体期:1.3-6.2 |
4.8 |
検査時期は、生理終わったすぐ後くらいだったから卵胞期。
基準値内ではあるが、ここで注目すべきはLHとFSHの比較である。
LHがFSHよりも高いと、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性が高いらしい。
卵胞が成長しきらず、未熟のまま卵巣内にとどまり続けている状態で、排卵が起きにくなっているという。
女性の20-30人に1人がなるようなので、あまり深刻ではないと私は思い込んでいる。
多嚢胞性卵巣症候群について
ちなみに「多嚢胞性卵巣症候群」かどうかの判断は、前のクリニックの検査でも実はできていた。
抗ミュラー管ホルモンの結果が、基準値よりも高かったからだ。
まあ、前のクリニックの先生からは、あまり詳しくそれについて触れられることなく通わなくなってしまったのだが。
状況的には、卵巣で男性ホルモンが作られまくっていて排卵されにくく、小さい卵胞がたくさん残ってしまっているらしい。
にきびが多かったのも、毛が濃かったのも、これが原因だったのか・・・20年前くらいには知りたかった。