急に山が欲しくなる人
急に山が欲しくなった。
きっかけは全く覚えていないけどなんだか自分の山が欲しくなった。
「あそこにある山、私のなんだ」
ああ、言ってみたい。
新型コロナウィルスの影響で、「あつまれ動物の森」が大ブームとなったが、ちょっとそれって違う気がするの。
どんなに地を開拓して、川を通して、家を立てて、住人を呼び込んで自分の村的なものを作ったとして。それって結局、ネット内の世界でしかなく。何年も経てば、忘れ去られる。
見えない空間に自分の国を作ってどうするってんだ。
これって、ゲーム課金と一緒。アプリ内でお金かけてキャラもののカードとか集める人いるけど、だったら実物でよくないか、という話である。
スマホ、パソコンなど、何かを媒介いないと楽しめないのってどうなのか。
私たちは生きているのだ。
生きているから嬉しいんだ。
そんなこんなで、秘密基地を作るが如く、リアル版どうぶつの森を楽しんでみたいということで、山の購入を決心した。
そんな2020年春。
コロナ空前の大ブームである。
山を購入する人の特徴
そもそも、山所有者ってあまり聞かないけど、どんな人が山を購入するのだろうか?
自分はどうぶつの森を楽しみたいという娯楽のためだが、そういう人ってわりと多いのだろうか。
山買う人の特徴その1
田舎暮らしに憧れている
ほとんどがヒッピー系パンピーである。都会の喧騒に疲れ、自然と共に歩むことを人間のあるべき姿と思っている人たち。及び、普通に老後を自然と共に歩みたい人々。
そういう人たちは、山を買うというよりも、空家とセットで購入する場合が多いので、真の山バイヤーとは言わない。
山買う人の特徴その2
お金になると思っている
夏休みといえば、キャンプ、登山、肝試し。
暇を持て余した人々は、日々の疲れを癒すが如く山に集まる。
リア充ごっこ中の大学生達もBBQ目的で山へ行く。
そう、こいつらはカモなのだ。
山でキャンプするためにお金を取れば。
BBQセットのレンタル代を取れば。
山小屋を作ったり、キャニオニングコースをつくれば・・・。
上手く観光スポットに変えさえすれば、お金を持ったガキどもが集まってくるのだ。
そんなこんなで、投資目的の購入者もいるだろう。
山買う人の特徴その3
思いつきで買ってみる人
目先のことしか考えていない愚か者のことだ。
固定資産税がかかるとか、そういう細かいことを考えていない大ばかものである。
当ブログがまさにそうである。
自分だけの空間を作りたいという人、一人キャンプしたいという人が買いがち。
しかし、そういう奴らに限って、自分の部屋すらも上手くアレンジできていない。
皮肉なことだ。
山買う人の特徴その4
親から相続しちゃった人
これは、買うとはちょっと違うかもしれない。
先祖が代々持っていて、親族が亡くなるたびに、ボンビー神のごとく相続されていく負の財産である。
使ってなくても固定資産税がボンボン搾取されていくのだ。
固定資産税とかマジなんなのという話である、そもそも。
なんで自分の土地代を国に払わなきゃあかんのだ。
ということで、こういう奴らは好きで山を所有しているわけではないので、こういう輩からいかに安く山を仕入れられるか、ということを山バイヤー達は考えないとならないのだ。
思いつきで買うのが一番
最近では、芸人のヒロシとかが山を買ったとか聞くが、たぶん「思いつきで買った人」に近いと思う。
いや、もちろん色々考えての購入だろうが、youtubeとかでネタになるとか、そういうのも含まれているはず。
一番理想的だと思う。
せっかくこんな楽しいことをしているんだ。
多くの人にシェアしないでどうする。
よく、自己顕示欲だなんだかとか、趣味は一人で楽しむものだ、とかウンヌンカンヌンと持論を述べる人がいるが、いやいやいや主張してこそ楽しいんだろう、という話である。
むしろ、お前らの持論述べが自己顕示欲の塊じゃねえか、という感じである。
調べてみると、ヒロシだけでなく、自分たちの娯楽を発信している「山バイヤー」はごまんといるようだ。
そりゃそうだ。
こんな楽しいことを発信しないで、マジどうするんだ。
そんなこんなで、このブログでは、山探し、購入、開拓までの流れを自己顕示欲発信の場として更新していこうと思う。