【ゴリラな毎日】地獄の授乳練習の幕開け!うんちめちゃ漏らすやん!出産レポ2日目【2025年10月2日】

出産してから、初めて迎える朝!まさかの朝5時に授乳室集合という鬼畜っぷり!こんなのを5日間耐えることはできるのか。

登場人物

昨日は股が痛すぎて意識朦朧、授乳室から車椅子で部屋まで運ばれるくらいには重症であったが、無慈悲にも次の日の授乳タイムはやってくる。

5時前に目覚ましで起き上がり、よたよた歩いて再び授乳室へ。

坐薬を飲んだおかげで、痛みはだいぶマシになっている。

授乳室に入ると、助産師から「ステーション」いう名の特別室に案内される。

ここは助産師さんの職員室的なところで、中には点滴をつけている、心拍確認必要、黄疸治療中など、要観察が必要な赤ちゃんたちの保育器がズラリと並んでいる。

このステーション内で授乳を行っている人は、基本的に赤ちゃん要因がほとんど。

そんな中、ただ一人、股が痛すぎるという、超自分都合でステーションにいるワテクシ。

ちょっと恥ずかしいwwww

本来であれば、保育器から赤ちゃんを取り出して、授乳室まで歩いていくという工程が必要なのだが、ステーション授乳の場合は、保育器の前に椅子が設置されているため、歩いて運ぶ必要がなく、めちゃくちゃありがたくはある。

でも、やっぱちょっと恥ずかしいwww

くろり「坐薬のおかげでだいぶよくなったので、次からみんなと同じ授乳室でいいですよ」

助産師「いえいえいえ、いま坐薬効いてるだけで、すぐ痛み戻りますよ」

まじかよwwwwwww

ひとまず今日1日は、このステーションで過ごさせてもらうことになった。

授乳マッサージだよ

授乳室のルーティンはこうである。

①入り口で手の消毒→②保育器でおむつ替え→③授乳室でおっぱいマッサージ→④授乳(の練習)→⑤哺乳瓶でミルク

⑤については指導を受けてないから、とりあえず朝5時は④の咥えさせるとこまでやればOK。

私はステーション授乳となるため、①③を済ませた後に、②④の流れだ。

のそのそと授乳室に行くと、席はおっぱいまるだしの産後ママたちがズラリ。

みんな頑張ってマッサージをするか、ベビタンに母乳をあげている。

部屋の照明はなぜかめちゃくちゃ明るくて、目に応える・・。5時だぜまだ。

とりあえず空いている席を探して、おっぱいマッサージ開始。

深呼吸しながらあげて下げて、乳首を伸ばす動作を何セットか繰り返し、あったかいタオルで温めたら終了。

さて、私のことをきっと待っているベビタムの元に帰ろう・・!

ワクワクのおむつ替えだよ

ステーションに戻って、保育器の前へ。

さあ、昨日の夜教えてもらったおむつ替えに挑戦だ・・!

おむつには黄色い線が入っていて、何かしら排泄していると青い線になるらしい。

青いな・・。おしっこしてる・・!

結構感動である。ぎこちない手つきでおむつを替えてあげた。

2400gという低体重で生まれたこともあって、腕も足も現状枯れ木のように細く、お尻を拭くために足を持ち上げるときはだいぶ気を遣う

本来であれば、このまま赤ちゃんを抱っこして授乳室まで歩いていく必要があるが、ステーション授乳なので、保育器前にある椅子に腰掛けるだけ!

とはいえ、股がクソほど痛いので、抱っこしながら椅子に座るのも一苦労。

用意されている授乳クッションを腹回りに装着して、おっぱいチャレンジだ。

残念ながら、ベビタムはおっぱいをおっぱいと認識してくれていないようで、唇をおっぱいに無理やり押し付けるだけの作業となった。

意味あるのかなコレ・・と思っていると・・・

ぶりぶりぶりぶりぶり

絶対これうんこしたやつやん!!!

べびたんの下半身を見ると、オムツからうんこ漏れてるwwwww

たぶんギャザーとやらをうまくセットできていなかったのだろう。

腕につけていた入院バンドにも緑色のうんこがぺっとり。

そういえば、深夜に見たうんこは真っ黒だったが、ちょっと苔色になりつつある。不思議なもんだ。

軽くゲップさせる練習を形だけしてから、再度おむつ替えをしてあげた。

朝ごはんの時間だよ

ようやくミッションが完了したので、ベビタムに別れを告げ、のそのそと別フロアの神病室に戻って再び就寝。

コレから毎朝5時起床ってなかなかしんどいぞ。

7時になると、ベジタリアン朝ご飯が部屋に運ばれてくる。

ミルクはもちろん低脂肪牛乳。パンにつけるのはごまペイスト。

おいしいわけないだろwwwwww

食べ終わってぼけーっとしてると、いつもの先生登場。これから毎朝来るらしい。

先生「どうですか?調子は?」

くろり「股が痛すぎてしんどいです。変な汗でてます。いまは坐薬飲んでるからまだマシですが・・。」

先生「痛み止め飲んでれば大丈夫でしょう」

やけにあっさりだなwwwwww

今後はロキソニンと子宮を収縮させる薬の2つが処方されるらしい。

もう次の授乳時間

気づけば8時半、次の授乳の時間だ。基本的に3時間おきに授乳タイムなのだが、8時台だけは先生の問診があるので30分遅いらしい。

昨日の夜の坐薬の効き目が切れてきたのか、歩くのがくそほどにしんどい。

授乳キャンセルも脳裏によぎったが、どうにかベッドから立ち上がって授乳室へ。

ちょっと遅れてステーションに到着し、ベビタムのところにいくと、助産師さんが保育器の前にいる。

助産師「ちょうどうんちしてたので、おむつ替えておきましたよ」

遅れたおかげ!超ラッキー!!!!!!!

その後は、抱っこの仕方やおっぱいの咥えさせ方など、マンツーマンでいろいろ教えてもらった。

ステーション授乳じゃなかったら、ここまで親身になってくれなかっただろう。

しんどいけどすぐに次

もっとたくさんベビタムと触れ合いたいところではあるが、股が痛すぎ辛すぎてそれどころではない。

ヨタヨタと戻って、また坐薬を入れてもらう。

しばらく暗いベッドの中でひいひいしていると、急におばちゃんが部屋に入ってきて、何やらペラペラ話し始める。

おばちゃん「足の型ができましたので持ってきましたー」

非常によろこばしいことなのだが、今はそれどころではない

くろり「ぁぁ…ありがとうございます」

このまま部屋で安静にしておきたいところだが、無慈悲にも次の予定はやってくる。

調乳講座だよ

11時はラウンジ的なところでミルクについての講座を受けないといけない。

昨日出産したばかりの人間にはハードスケジュールすぎないか?

くそのように股が痛い中、なんとか別フロアの授乳室まで移動する。

くろり「調乳講座どこですか?」

助産師「病室のフロアにあるラウンジですよ?」

くそがぁぁあああああ!!

フロアを変えるだけでも一苦労なのに、また戻らないといけない・・。

よたよたと痛みに耐えながら元いたフロアに戻り、ちょっと遅れてラウンジに到着。

すでに10人ほどの出産直後のママたちが、死んだ顔をしておばちゃんの説明を聞いている。

真面目そうな人は、メモを取ったりとしているよう。

おばちゃん「この病院では森永のE赤ちゃんを使っている。この成分はこうで、詰め替えパックが便利です」

なんだよ、ただの森永の営業かよwwwwww

30分にわたる営業トークが終わり、時刻は11時半。

11時分の授乳に行かなきゃじゃん!!!

といってもまだ、ただ単におむつを替えて、おっぱいにベビタムの唇におしつけるだけなので、授乳でもなんでもないのだが・・。

11時半の授乳だよ

坐薬を入れたはいいが、股が痛いのは変わらず。

ステーションに行き、保育器にいるベビタムのおむつを替えるまではできたが、この後は正直限界。

ベビタムをだっこして、前にある椅子に座るなんて到底無理・・。

一人で椅子に座るのすらきついんだこっちは・・!

と言うことで、助産師さんにベビタムを代わりに抱っこしてもらい、その間に自分は先に椅子に座って、膝の上に乗せてもらった。

保育器の前にある椅子に一緒に座るだけというイージーモードですらままならない状態。

絶対に病室で寝てた方がいいだろうwwww

ひいひい痛みに耐えながら、ステーションではベビタムがうまくおっぱいを咥えられるように、おっぱいをつまむコツを教えてもらった。

昼ごはんからのけつの様子

部屋に戻ったら、もう昼ごはんの時間。

坐薬が効いてきたのか、股の痛みも幾分かましだ。

さらっと平らげて、数十分だけ仮眠をとっていると、看護師さんみたいな人が部屋に入ってくる。

看護師「血圧と体温と胸・股の様子確認しまーす」

そういえば、昨日から風呂に入っていないな・・。

ナプキンは定期的に取り替えてはいるが、出産直後にはかされたお産用パンツとおむつ的なもの2枚重ねは昨日のまんまだ。

お産用パンツのボタンをべろっと剥がして、悪露の状態と縫った部分の確認をしてもらった。

看護師「何も問題なさそうですー」

今後は体温を自分で紙に記録していかないといけないらしい、だるい。

はじめてのミルクあげ

あっという間に14時過ぎ。もう次の授乳時間だ・・。

調乳講座という名の森永の営業トークを受けたので、ベビタムに哺乳瓶でミルクをあげる資格はもうあるはずだ。

おむつを替えて、おっぱいに唇を無理やり当てつけた後は、哺乳瓶ミルクタイムだ!

ステーション内にある保温器から30mlの哺乳瓶を取り出して、バインダーに指示された量(15ml)だけ、ちゅぱちゅぱ飲ませてあげた。

ちなみに、ベビタムは泣き出す10秒前くらいから、「きゅいぃーん」とイルカのような甲高い声を出すのだが、それもなかなか可愛い。

身体にまだ肉がついてなくて、赤ちゃんみはまったくないが、そういう別の生き物としてのかわいさが備わっている感じ。

そんな可愛いベビタムと別れを告げ、ヨタヨタと頑張って病室に戻ると、今日もロン毛ヒゲが面会にやってきた。

もう面会の15時か・・・!時間が経つのは早いこと・・!

くろり「産後の入院者は無料のスイーツビュッフェがあるから一緒に行こう!」

ビュッフェからの窓越し面会

東京衛生アドベンチスト病院でお産をする特典、それは無料でスイーツビュッフェが楽しめること。

ワクワクしながらロン毛ヒゲと7Fにある食堂へ行き、いざビュッフェタイム!

ちなみに、同伴者は1200円だ。けちいな。

キラキラなケーキを期待したが、乾き物がメイン。アイスは謎のシロクマ風味。

もともと毎日通う予定だったが、1回きりで良いかもしれない。股痛いし。

豪華病室から持ってきた座椅子に座って、ひぃひぃ言いながらサンドウィッチとブラウニーやらを楽しんだ。

しかし、ここでのんびりくつろいでいる時間はない。16時からは次のミッションが待ち構えているのだ・・。

面会したがり両親

もともと出産翌日は、ロン毛ヒゲ以外の面会は両親含め、極力控えてもらう予定だった。

しかし、「産後、疲れて会う元気ないから」という私の懇願に対して、父親のアンサーはこう。

父親「赤ちゃんの窓越し面会なら、くろりいなくてもできるでしょう」

父親「ロン毛ヒゲにきて貰えばいい、赤ちゃんを一目見たい」

ぐあああああああ!!!

「窓越し面会」というのは、決まった時間帯に、授乳室の窓から赤ちゃんを動物園的に眺められるイベントだ。

最初の窓越し面会は、ロン毛ヒゲと2人で楽しめればと思っていたのが、どんなに説得しようと無意味ぽかったので諦め。

残念だが、ロン毛ヒゲ・私・両親で赤子を眺めることにした。

父親「到着したよ!部屋に行けば良いかな?」

予定よりも20分早いんだよぉぉぉぉおお!!

両親到来だお!

ロン毛ヒゲには、急いで総合受付に行って両親と合流してもらい、自分は部屋に戻って洗顔。

そのまま授乳室前の窓際で合流できればと思っていたが、連携ミスで両親入院室に到来wwww

母親「部屋広くてよかったじゃない」

用意されている部屋の中で一番広いのだ。金額は165,000円。これに関しては両親に感謝である。

しばらく、部屋でペラペラ喋ってから、予約時間に合わせて、授乳室前の窓越し面会場へ向かった。

赤ちゃんの名前は?

そういえば、両親にはまだベビタムの名前を発表していなかったので、ここでようやくお披露目だ。

出産後、ロン毛ヒゲとあらためて話して確定した名前を、保育器のところに貼っておいたのだ。

くろり「名前はベビタム君でーす!!!!」

窓越しでベビタムを眺められるのは15分のみ

母親は「抱っこ紐で抱っこする時は気をつけないとね、落としたら半顔面麻痺になってあーだらこーだら」と、絶対いまじゃないだろ話を永遠にしていた。

風疹の予防接種

その後、全員で病室に戻って再び団欒タイム

股がクソ痛すぎてつらすんぎだったが、なるべくその素ぶりを見せないよう頑張った。

母親「角煮と大量のみかんと団子持ってきたから食べてね」

途中、看護師さんが部屋にやってきて、風疹の説明が始まる。

看護師「風疹の抗体が低いようでしたけど、入院中打ってきますか?」

そういえば、名古屋の時から出産後に打てって言われていた!!

ここで打てるならありがたしと思い予約を取った。なんて至れり尽くせりの病院なのだ。

あっという間に、17時の授乳時間になったので、両親は帰って行き、ロン毛ヒゲも一旦買い物に外へ。

これでこの病院に来て、6回目の授乳タイム

ベビタムは相変わらずキューキュー泣いていた。

なんとなくおむつ替えも慣れてきた気がするし、おっぱいも何も出ないけど、咥えているような気がする

ステーション内なので楽勝な授乳室でのルーティンをある程度終わらせて、病室へ帰宅した。

満身創痍の夜ご飯

部屋に戻ると、すでに待機しているロン毛ヒゲ。

昨夜泊まった漫画喫茶マンボーが非常に劣悪な環境だったらしく、顔はげっそりとしている。

ベジタリアンな夜ご飯が運び込まれてきたので、「股が痛いよう」と文句を言いながらも全部平らげて、その後は共に昼寝をした。

夜の面会だよ

この病院では、窓越し面会時間が1日5回設けられている。面会できるのは1日最大2回までで、事前に授乳室で予約する必要あり。

今日は昼16:15に面会の予約をしていたが、実はしれっと夜19:25の部も申し込んでいたので、頑張って起き上がって、ちょっと遅れて2人で授乳室へ向かった。

平日の夜ということもあり、面会に来ているのは3組のみ

ベビタムの保育器には「同姓注意」のマーク。今回偶然、同じ苗字のベイビーが入院していたので、取り違えないために貼られていたのだ。

それを見た隣の面会者「普通の名前だとあれが貼られるんだね」

普通の名前wwwwwww

昼の面会は15分のみだが、夜は25分という大盤振る舞い。

終了時間になると、無慈悲にもパサっとカーテンを閉められたが、しっかりとベビタムを2人で見れたので満足である。

面会が終わり病室に戻ると、 「面会者はそろそろご帰宅ください」のアナウンスがあったので、ロン毛ヒゲは漫画喫茶へ帰って行き、自分は20時の授乳のために授乳室へと向かった。

3時間おきの授乳となるので、ようやく一周。これが後、4日続くのか・・。

ベビタムはあいかわらず、甲高くもか細い声で「キュイーン…ホンギャホンギャ」と泣いていてメロかった。

久しぶりのシャワー

股が痛い中、部屋に戻って苦労しつつもベッドに腰を下ろして憩。

大画面では藤井風のライブ動画を垂れ流し。次の授乳時間は23時だから、それまで寝よう。

と思ったら、22:30にベッドに備え付けのマイクみたいなところからナースコール

ナースコール「赤ちゃん泣いてるので来てください」

wwwwwwwww

そんなことあるんwwwwww

痛みに耐えながら授乳室に行くと、ベビタムが「ホンギャァホンギャァ」とか細い声で頑張って泣いているではないか。

まずはオムツを替えてあげよう。

オムツを替えてあげる途中にぶりぶりうんこを放出して、大きな声が出たが、後はそつなくこなした。

生後1日のベビタムが両手で手を握ってきて、めちゃんこかわいかったので、ステーションにいた助産師さんに写真を撮ってもらったりした。

これステーションじゃなかったら、こんなに気軽に頼めなかったのでまじでよかった。

部屋に戻ってからは、ナースコールで新しい坐薬を持ってきてもらって尻につっこんでもらい、ラウンジの自販機で買ったアクエリを飲み、ロン毛ヒゲとちょっと電話してから就寝した。

さあ、明日も朝5時の授乳頑張るぞ!

明日も良い日になるといいな!