かわいいかわいいベイビーが産み落とされてから4日目！今日も早朝5時から愉快に授乳ごっこするよ！
登場人物
一生ステーション授乳
今日もアラームで5時前に起床して、新生児室へ。
あいかわらず、ベビタムの保育器は他のベビーたちから隔離されたステーション室にいるようだ。
ベビタムはおしっこが気持ち悪くてホンギャァホンギャァ泣いていたので、まずはおむつ替え。
そのあと、哺乳瓶でミルクを騙し騙し飲ませながら、おっぱい授乳の練習。
乳頭周りが乾燥して皮が剥け始めているので、早くクリーム買わないと・・。
最後は哺乳瓶でミルクをあげるだけ！それが終わって、保育器にベビタムを戻すとなぜか大泣き。
ベビタム「ほんぎゃぁほんぎゃぁ」
しゃあなく、しばらくベビタムを抱っこした。たぶん、指定されている25mlだと足りないのだろう。
おしっこ催促
新生児室から病室に戻り、ゆっくり寝ようと思ったら、6時半に逆ナースコール。
コール「診察があるので、トイレ済ませといてください」
赤ちゃん泣いてるコールだけじゃないのか！！！
めちゃ眠い中、ゆっくり起き上がって、トイレでおしっこタイム。
便座から立ち上がるのすら、股が痛すぎで時間がかかるのだ。
コール「トイレ終わりましたかー？」
トイレから聞こえるナースコール。
催促するなやwwwwww
ナースコールで「トイレ終わりましたー」と伝えて、同フロアにある専用の診察室へ。
今日は「調子はどうー？」という質問だけではなく、実際に股の状態をいつもの先生が確認してくれるらしい。
先生「縫い目綺麗に治ってきているわね。予定通り退院できるわよ、おめでとうございます」
まあ、私が退院できても、ベビタムはできなさそうなんだがな！！！
退院できるとは言われたが、股のズキズキはそのまま。朝昼晩ロキソニンからの夜坐薬という生活は退院後も続きそう。
さあ、今度こそ仮眠！と思ったら、助産師さんか看護師参加よくわからない人が、採血をしにやってきた。
産後なのに、なんでこんなに休まらないんだwwwwww
常に忙しい病院生活
採血が終わると、朝ごはんが運ばれてくる。今日はちょい遅めの7:30。
ここ数日、毎日低脂肪牛乳だったが、今日はくまもんの普通ミルクっぽい。
食後はfammというアプリをインストール。
子育て世代御用達、写真共有アプリ「みてね」には、個人的な写真が10年分アップロードされているため、ロン毛ヒゲやその両親を招待するわけにはいかない・・。ということで、競合アプリを使うことにしたのだ。
ロン毛ヒゲにシェアリンクを送ったし、さあまた仮眠取ろう！！！！
と思ったら・・・
8:15に看護師さん登場！！！！何人来るんだよ今日！
母乳出るかもしれん
今日も血圧・体温・酸素状態・おっぱい・お腹・股の状態をチェックするらしい。
看護師「朝の採血の結果、貧血の問題はなさそうです」
前に貧血が原因で処方されていた鉄分の薬を入院してからも飲み続けててよかたあああ！とはいえ、数値は結構ギリギリ。
看護師「おっぱいつまみますねー！！！！」
ぐいいいいい！！
いてええええええええ！
看護師「右は3箇所開通、 左は1箇所開通！あと少しですね」
なんと母乳が出てき始めているらしい！！！人間の身体ってすごすぎ。
すぐにでも仮眠を取りたいのだが、無慈悲にも次の授乳タイム（8時半）がやってくる・・。
8時半の授乳タイムだよ
保育器でオムツを替える時、大抵の場合は緑色のうんちをしているのだが、今回はおしっこのみ！
男の子は女の子よりも、お尻・股を拭くときにあまり神経質になる必要がないので楽ちんである。
おむつ変えた後はミルクあげ。ゲップをさせるために、ひたすら背中をドンドン叩き続けるも、前回同様全く出なかった。
あれ？・・・いててててててて
途中で、脇の下がめちゃくちゃ腫れ上がって痛むことに気づく。
どうやら脇の下の副乳的なやつが腫れ上がって激痛になっているっぽい。
ステーションにうじゃうじゃいる助産師さんに質問する。
くろり「脇の下膨れ上がってるんですけど、どうすればいいですか？」
助産師「ナースステーションで冷却パッドもらってください」
早く冷却パッドもらいに行かなきゃ・・と思うも、ベビタムが泣き止まなかったのでしばらく抱っこしてあやした。
病室に戻ってからは、ナースコールして冷却パッドを届けてもらった。
授乳して食べて寝て…
冷却パッドを脇に挟んでいたら、だいぶ痛みが和らいできたので、そのまま仮眠を取り、11時にまた新生児室へ。
永遠に終わらない授乳ループ。
股もまだ痛いし、結構心折れそう。
保育器に入っているバインダーを見て、授乳量を確認する。
バインダー「35-40ml」
おおおおおおおおお！！！
初日は10-15mlだったのに、もうこんなに飲んでいいのか！！！
すくすく成長していきそうだ。
授乳を終わらせて病室に戻ると、もう昼ごはんタイム。
とにかく眠くてたまらなかったので、ご飯持ってきてくれた人から「電気つけますか？」と聞かれたが、「いいです」と答え、暗闇の中昼ごはんタイム。
にんじんジュースは当然残し、そのままベッドを倒して寝た。
永遠とステーション
14時までぐっすり寝る予定が、13:30に逆ナースコール。
コール「赤ちゃん泣いてるので来てください！」
待ってろよベビタム・・！
痛み止めのおかげで、最初より気持ちに余裕が出てきた。
そういえば、いったいいつまでステーションで授乳しててよいのだろう・・。
そもそも今もベビタムの保育器はステーションにあるのだろうか。
新生児室内のステーション室に入って、キョロキョロしていると、目の前の助産師さんがベビタムを抱っこしているのを発見！
くろり「あ、いた！！！！」
他人が抱っこしてるベビタムかわえええええ！！！！
最初はどの赤ちゃんも同じ顔に見えたが、区別がつくようになったみたいだ。
助産師「今後についてなのですが・・・」
いよいよ、ステーション卒業か・・？
助産師「新生児室が赤ちゃんで混み合っているので、しばらくステーション室継続でお願いします」
やったああああああ！！！
願ったり叶ったりだ！どうやら、ここ数日で結構な数のベイビーが誕生したらしい。
さて、おむつ替えでもするかな・・！
ベビタムのうんこは最初、海苔の佃煮みたいに真っ黒ネバネバだったが、今は黄土色の固形になりつつある。
おむつが身体に対して小さいのか、よく漏れて足にうんこがついてたりしてて、かわゆすかわゆす。
今更書類確認するよ
新生児室を出て、病室に戻ってからは部屋の掃除。
ロキソニンや坐薬のおかげで、だいぶ股の痛みも和らいできたので、ゴミまみれのこの部屋をそろそろ片付けよう。
出産当日に病院からいろいろと受け取っていた資料がたくさんあったので、それも読み込んでいこう。
書類１「スクリーニング検査、申し込み締め切り：出産3日目まで」
3日目って今日じゃないか！！！！！！！
書類2「聴覚検査の申請は新生児室で」
書類3「母子同室の予約は新生児室で」
どれも大事な書類ばかり。他の入院産婦ってこれ気づいてるわけ？！！？
とりあえず、後で新生児室で相談できるように、詳細を読み込んでおいた。母子同室はやりたいところ。
ロン毛ヒゲ両親がきたよ！
ロン毛ヒゲの生まれ故郷は石川県。今日はロン毛ヒゲの両親が窓越し面会のために、石川県から車ではるばるやってくるらしい、
午前中はくろり実家でお茶していたらしく、15時になって待ち構えていると、くろり・ロン毛ヒゲ両親＋ロン毛ヒゲの5人がゾロゾロと病室にやってきた。
ソファつきの一番広い個室でよかった！！！！
みんながソファにどかどか座る中、ロン毛ヒゲ母は私の体の調子をだいぶ気遣ってくれて嬉しかった。
ロン毛ヒゲ両親はそのうち、蛍を見せてくれるらしい。見たことないんだよね。
母親「みかんと大福持ってきたわ」
wwwwwwww
よく見たらみかんではなく、なんかもどきの柑橘系。
パンダ動物園だよ
さて、そろそろ窓越面会の時間だ。
6人でゾロゾロと新生児室の窓際に向かうと、すごい数の面会者！！！
いままでは3-4組だったのに！！！
それもそのはず、今日は休日の昼。ロン毛ヒゲ両親しかり、仕事のない日に親族が一気に集っているのである。
ロン毛ヒゲ父「動物園のパンダみたいだな・・」
たくさんのギャラリーが窓を覗き込もうと必死な中、くろり父親はズイズイ前に行っていて面白かった。
面会タイムはあっという間に終わり、ロン毛ヒゲファミリー+くろり両親は病室に戻り、私は一旦新生児室に入って朝用意した書類について聞きに行った。
母子同室に関する説明はちょっと長くなりそうだったので、詳しい説明は17時授乳の時に聞くことになった。
命名書を書いてもらうよ
病室に戻ると、ロン毛ヒゲファミリーとくろりファミリーがのんびりしている。
この豪華病室には、でかテーブルもあるため、書道5段のロン毛ヒゲ母親が、色紙に命名書を書いてくれた。
謎に短冊と色紙2枚の3パターン。
母子同室ってどんな？
2組のファミリーは16時30分に帰っていき、自分は17時の授乳のために新生児室に舞い戻り。
いつもの授乳ルーティンを終わらせた後、母子同室についていろいろレクチャーを受けた。
助産師「母子同室は面会者がいないときのみ可能になります」
順当にいけば明後日退院予定なので、母子同室できるのは明日がラスト。
土日は面会時間が12時からで、ロン毛ヒゲが来る予定なので、同室できるのは明日午前のみ。
沐浴講習が10時から入ってるwwwwwww
もともと金曜日に予約していたところ、疲労から日曜日に変更してもらったことを、今ここで後悔することになるとは・・！
助産師「母子同室前に体温も測って確認してくださいね」
ここで、バインダーの記録表に体温を毎日記入しないといけなかったことが判明。
そういえば、出産当日の夜にそんな説明あったような・・。
あまりにも体調が悪すぎて、完全に聞き逃していた・・。
くろり「ここの体温って自分で測って書くものだったんですね！誰かが代わりに書いてくれてたようです」
助産師も呆れ顔である。
とりあえず、母子同室は明日の11-12時きっかり1時間だけにすることになった。
仮入部員がやってきた
病室に戻ってしばらくだらけていると、にんにくファミチキを持ったロン毛ヒゲが登場。
ロン毛ヒゲ両親を駅まで送って行ってたらしい。
そして、18時のご飯に合わせて、病院から徒歩1分の仮入部員も見舞いに登場！
仮入部員「乳頭クリーム買ってきたよー」
もともと病院の売店で買うはずだったのだが、まさかの土曜日はお休みだったため依頼していたのだ。ありがたし。
仮入部員「あと、プラザで色々買ってきたよー」
ありがたすぎかよ！！！！！
母子同室の時にハロウィン写真撮りたいなと思っていたので、感謝すぎる。
くろり「母親が持ってきた大福あるから食べなよ」
もぐもぐと大福を食う仮入部員、一方で私はベジタリアンな夕飯を平らげた。
さて、そろそろ夜の窓越し面会の時間だ。
先ほど、ロン毛ヒゲ母親が書いてくれた命名書と一緒にベビタムと記念撮影。
ベビタムは片腕を上に上げて、それいけポーズをしていてかわいかった。
戻ってダラダラ
仮入部員は家へと帰っていき、ロン毛ヒゲと病室に戻ってダラダラタイム。
くろり「みかんの皮剥いて！！！」
産後はわがまま言い放題である。
みかんを食べた後、ロン毛ヒゲはスーツケースに荷物を入れたりと忙しそうだったので、自分はおっぱいマッサージタイム。
右乳首からは薄い母乳がしゅわーっと滲み出てきていて、左乳首からは白い何かがほのかに浮かんできて感動した。
あっという間に20時になったので、新生児室で授乳タイム。
ミルクをあげている最中、くそ眠すぎて寝かけてしまい、まじで睡眠不足で赤子を育てちゃあかんと身にしみた。
授乳を終えて病室に戻ってからは、焦って仮眠をとって、次の授乳タイムより40分くらい早く起きてシャワーを浴びた。
薬局で、1回使い切りタイプのシャンプートリートメントを複数種類買ってきていたのだが、今日使ったのはめちゃ髪がサラサラになるやつでよかった。
エムキュア薬用スカルプケア＆モイスト、今度ボトルで買おう。
くすぐると起きる
身体も髪の毛もスッキリしたので、新生児室で23時の授乳タイム。
授乳チャレンジ中にうんこを漏らし、服がうんこまみれになってしまったので、初めて肌着を着替えさせてあげた。
お次は哺乳瓶でミルクタイム。45mlあげなきゃいけないところ、うんち出てスッキリしたのか30mlで寝てしまった。
くろり「寝ちゃったんですけど、どうすればいいですか？」
助産師さん「足の裏くすぐれば起きますよ」
そう言って、ベビタムの足裏をくすぐりだす助産師さん
足を爪でひっかかれ、徐々に顔がけわしくなっていき（かわいい）、最終的に口を大きく開けて泣き出すベビタム。
そして、口が開いた瞬間に哺乳瓶の乳首を口につっこむ助産師さん。
力技かよwwwwwww
ベビタムもベビタムで、泣こうとしてたのをぴたりとやめて、ちゅぱちゅぱミルクを吸い出していた。
口からミルクをコポッと吐いていたが、初めて自力でゲップも出せたのでよき日である。
おねしょじゃないよ
病室に戻ったら、オレオを1個食べ、ナースコールで助産師にきてもらって坐薬を入れてもらい就寝。
・・・と思いきや、背中がくそ冷たい。
電気をつけてベッドを見てみると、ストロー付きペットボトルの蓋が空いてて、シーツがびしょびしょでおねしょ状態www
すぐにまたナースコールをしてシーツをとりかえてもらい、びしょびしょになったパジャマやレギンスパンツをその辺に干してから、ようやく就寝した。
つかれた。
明日も良い日になるといいな！