山っていくらで買えるの?
山を買おうとは決めたが、一体いくらで買えるのだろうか。
マンションとか一軒家とかを買うとなると何千万、何億とかかってしまう。
山ともなれば相当の額をいくんではないか。
驚くことに山は10万円で購入できるものから、ほぼ0円のものまである。
もちろん何百万何千万円のものもあるが、それは旅館やホテルを建てるとかを考えている人たち向けのものだ。
娯楽で買う分であれば、10万単位のもので十分だ。
Youtubeなどを見ていると、10〜100万円単位で購入している人ばかり。
なぜにこんな安いのだろうか。
日本の山の数は?
日本の森林の割合をご存知だろうか。
なんと、国土の67%だ。
渋谷や新宿など、ビルだらけの街しか知らない人からすれば、驚きなのではないか。
実は日本は北欧あたりと肩を並べるくらいの森林大国なのだ。
山の数はだいたい18,000山らしい。
あれ?
え、18000山しかないの?
競争率めちゃくちゃ高くね???
安かろうが、山が余ってなきゃ意味がないのでは・・。
山の買い方は特殊
18000山しかないのに、簡単に山が購入できてしまうのは一体なぜなのか。
ちょっとしたカラクリがあるらしい。
「山は丸ごと買う」ものだと思っていたのだが、実は「坪買い」らしい。
確かに考えてみれば、山って森で生い茂りすぎて、どこからどこが違う山なのかわからない。
そもそも傾斜があるたびに、違う山と呼べるのか。
富士山とか高尾山くらいのレベルであれば、一つの山と認識できる。
しかし、小さい山が連なっていた場合、どこが境界線なのか、全く判断がつかないのだ。
自分たちで境界線を作るしかない。
「山買い」=「陣地取りゲーム」みたいなものなのだ。
境界線が引かれいて、「こっちからこっちが僕の山、あっちは君の山ね」的なノリなのだ。
なんで安い山があるの?
安い理由もなんとなくわかってきた。
どんなに高級マンションでも、4畳の部屋であれば安い。
同じ理論だ。
どんなに素敵な山でも、面積が小さければ、安い。
安いところは、それなりに狭いし場所も悪い。
広いところを陣地取りできたとしても、山奥すぎると入ることもできない。
宝の持ち腐れだ。
しかし、中には掘り出し物もある。
良物件なのにも関わらず、ほぼ0円の山。
一体全体どうすれば、そんな安価になるのだろうか。