妊活を始めようと思い、まずは生理不順を治そうと不妊治療専門のクリニックに乗り込んだら、パートナーの精子も検査しましょうと言われたアラサー。2日連続で病院に行き、4万円という大金を払って検査した結果は…?
初めての性病検査
そもそもなぜ、不妊治療を始める前に検査が必要なのかという話だ。
妊娠しやすい身体かどうかをチェックするという目的もあるが、もうひとつは性病になっていないか確認するためである。
性病とはクラミジアとか梅毒とか淋病とかである。多分。
患者としては、そんな心配ないから検査いらねえじゃんと思うかもしれないが、病院側はまじ顔で進めてくる。
クラミジアとかになっていると、子宮内膜が炎症を起こして、内膜の組織同士がくっついちゃうらしい。
この症状を「癒着」と言うらしくて、どういう仕組みかわからないけど、とにかく不妊の原因になるとか。
結果はクリスマスイブに聞きに行く
検査を受けてから1ヶ月後のクリスマスイブ。性病検査の結果を聞きに行く。
自分としては生理不順さえ治す方法教えてくれれば良いと思っていたため、なんでこんな大ごとに…って気分だったが、結果発表とは楽しいものだ。
どきどきしながら無愛想な院長の言葉を待つ。
先生は憐れむような、虫ケラを見るような目で言う。
「クラミジアですね」
wwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwww
クラミジアwwwwwwwwww
おりものが臭かったのも、色が絶妙に腐ったチーズみたくなっていたのも、すべてはクラミジアのせいだったらしいwwww
とんだクリスマスプレゼントである。
クラミジア感染症とは
といっても、そんな悲観することでもない。
性交経験のある20代前半の女性の5-10%はクラミジアになるらしい。
男女合わせた成人を見ても、3-5%はクラミジアらしいから、別に普通ってことだな。
そういえば、パートナーが最近、男性器の先っぽがピリピリしてたまらない、トイレに行くたびに痺れる的なことを言っていたが、どうやらクラミジアが原因だったよう。
今回、クラミジア検査をしたのは自分だけだったが、まあ120%パートナーも感染しているだろうということで、パートナーもクラミジア検査をすることに。
数日前に採血されたばかりだったのに、クラミジア検査用にまた採血である。
治療は年明けからにしましょう!まだ待つの?
憐れみの目をした無愛想な福山雅治似の院長は言い放つ。
「パートナーさんのクラミジア検査の結果が出たら、薬飲んで治しましょう」
相方がクラミジアということが判明してから、一緒に治していきましょうということで、私はしばらくクラミジアのまま生活しないといけないらしい。
先に薬くれたっていいじゃんとちょっと不満だったが、まあ仕方ない。
パートナーのクラミジア結果を聞くために予約を取ろうとするも、ときは年末。
予約は3週間後となった。なんてスローペースな妊活なのだろう・・。
これで診察終わりかと思いきや、まだ他にも色々発表があったようで、しばらく福山雅治似院長のプレゼンテーションを聞くことに。