リビアやロヒンギャ難民が小型ボートに乗って、命がけで国外脱出する理由

ゴムボートが運ぶ命

何百もの難民が、自由を求めて命がけでゴムボートで海を渡っている。転覆して人が大勢亡くなるたびに報道されるが、これは今も続いている。日本人は自分たちに関係のないニュースや、新鮮味がないと判断したニュースについては、報道しない。非人道的なものであったとしても、一回でも報道していれば、それ以上は突っ込まない。

まあ、確かに日本人にとっちゃ、知ったこっちゃないかもしれない。でも、同じ地球に生まれてきたんだ、近所の人々の近況は知っておくべきだ。そんなもん興味ないよって奴は一生家で引きこもってれば良いと思う。

海外で起こっているニュースについてリサーチする時、私は必ずツイッターを使う。現地にいる誰かしらが動画やら写真やらを投稿しているからだ。例えばシリア内戦なら、イドリブに住む人をフォローして現地の様子を知る。タイで起こった乱射事件は現場に居合わせた野次馬をフォローして現地の様子を知る。

リビアからオンボロゴムボートに乗って、イタリアやギリシャへと海を渡る人々、またはミャンマーからバングラディッシュに向かうの様子を知るなら、彼らのアカウントをフォローすれば良いのだ。リビア難民の動画はありそうだけど、ロヒンギャはどうだろう・・・。

あったわ。

ちょっと楽しそう。

不謹慎だけど、笑ってしまった。

ちなみに、リビアからイタリアまでの距離は450km。命がけの航海だ。

一方で、ロヒンギャはどうだろう。
よくネットで流れてくるのはこんな悲惨な感じだけど・・。

こんなのもあった。

こいつら余裕か!

結局バレて捕まったぽいけど・・。

しかし、海は危険だ。あんな脆いボートで移動するものだから、溺死して多くのロヒンギャ人が亡くなっている。

こんな危険な思いをしてでも、国を出なければいけないという状況。リビアもミャンマーで内戦が起きている理由は一緒だ。戦争が起きる理由・・それはただ一つ。

「愛する者を守るため」

って誰かが言ってた。