妊活のために生理不順を治そうと思い、クリニックに行ってみたはいいが、実は不妊治療専門のところで、とにかく検査検査の山々。いいかげんうんざりしてきたアラサーは今後もこのクリニックに通い出すのか?
別姓カップルの不妊治療
院長から手渡されたのは「別姓カップルへの説明書および同意書」という書類だった。
妊活妊活いうてるけど、実は自分はまだ結婚していない。
同棲しているだけである。
会社のくそ豚から離れるために、さっさと産休に入りたいという不順な動機で妊活を始めることになった未婚カップルだ。
まだまだ日本では、「子供は結婚してから産むもの」というくだらないこりかまった考えが残っているので、不妊治療とかするとなると、ちょっと面倒臭い準備が必要になるらしい。
結婚してないとだめなの?
はるか昔の日本では、体外受精などの不妊治療自体も、法的に婚姻関係を結んでいる人たちだけに限定されていたが、最近は事実婚でも容認されるようになったらしい。
しかし、だからって誰でも治療を受けられるわけでなく、院によっては書類の準備が必要だ。
福山雅治似の院長のクリニックも同様で、「別姓カップルへの説明書および同意書」の提出が必要であった。
内容としてはこんな感じ。
院長殿
私たちは、別姓カップルとして不妊治療を受けるにあたり、貴院より以下の説明を受け、その内容を十分に理解しましたので、どう治療を受けることに同意いたします。 また、それぞれ別のパートナーとの婚姻関係がないことを証明するため、それぞれの戸籍謄本と住民票を提出いたします。治療の結果、出生した子については認知を行います。 また、治療にあたっては十分な成果が得られるよう、できる限り貴院の方針に協力することを約束します。 |
この後に、自分・パートナーがサインする場所があるって感じ。
あれ、なんか大ごとになっていないか・・・?
自分は不妊なんだっけ?
まずそもそも、自分は不妊なんだろうか?というところから自問自答する必要がある。
不妊とは、妊娠を望んでいるにもかからず、性交しても一向に妊娠しない人のこと。
普通は、自然妊娠を目指して何ヶ月性交しているのに妊娠しないな〜と思ったら検査して、不妊の理由を調べるもの。
一方で自分は、妊活を始めようと思い立った次の週には不妊治療クリニックに足を踏み入れてしまっていた。
結果的に、いろいろ問題が発覚してよかったのだが、最初からファイナルステージに来てしまった気がする。
まだ、同意書が必要なほどの治療は不要なのではないか・・・?
クリニックを変えよう!
戸籍謄本や住民票を二人分用意するのも、毎回1時間待機するのも、院長に虫ケラのような目で診察されるのもうんざりしていたので、別のクリニックに通うことを決心。
クラミジアが完治しているか、結果を聞きに行く必要があったんだけど、キャンセルした。
まあ、完治してるっしょ!
虫ケラの目で見てくる院長編【完】
※ちなみに最後の検査の費用は3,110円でした!結果的に、この院には総額5万円以上貢ぎました!
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